前回は機体の組み立てとキャノピーのマスキングまで進みました。

その後、いくつか間違いに気が付きましたが、直しながら製作を進めました。

また、以前製作した4機にも手を加えました。

以下で説明します。
製作を進めたら間違いが見つかった。
プロペラ、主脚を製作した。
前回は主脚柱に主脚カバーを接着し、クレオスMr.カラーC118「RLM78 ライトブルー」を塗りました。

スピンナーには、クレオスGX1「クールホワイト」にC189「フラットベース なめらか・スムース」を混ぜて半つや消しにしたものを塗りました。

まずこれらの製作を進めます。
最初にプロペラとホイールにタミヤカラーエナメルX-18「セミグロスブラック」を筆塗しました。

ホイールはシートを塗るときにクレオスC116「RLM66 ブラックグレー」を塗ったのですが、薄めた「セミグロスブラック」を塗り重ねました。
しばらく置いて塗料を乾燥させた後、プロペラを組み立てました。

「セミグロスブラック」を塗ったはずなのですが、なんだかつやつやしています。そこで、タミヤカラーエナメルXF-1「フラットブラック」を薄めに希釈したものを塗り重ねました。(写真を撮り忘れました・・・。)
次に、主脚柱のオレオの部分(伸縮する部分)にクレオスMr.カラーC8「シルバー」を筆塗しました。また、タイヤにタミヤカラーエナメルXF-85「ラバーブラック」を塗りました。

タイヤはとても小さいので、ランナーに付いたままの状態で塗りました。
主脚カバー、タイヤのゲート跡は組み立てた後でタッチアップします。
ここまでは順調に進んだのですが・・・
機首の継ぎ目を消し忘れた。
次は機体上面にクレオスMr.カラーC119「RLM79サンドイエロー」を塗ることにしました。
キャノピーに続き、各部のマスキングを進めていたのですが、なんとなく違和感を感じました。

そこで、以下の書籍で調べてみました。
- 文林堂 世界の傑作機 No.109「メッサーシュミットBf109(パート2)」
- モデルアート「国江隆夫 究極解析シリーズ1 メッサーシュミットBf109F メカニカルガイド」


すると、消し忘れた継ぎ目があることに気が付きました。
このキットでは、機首上面が別パーツ(部品番号23)で用意されています。

そのため、機首側面に継ぎ目が出来てしまうのですが、実機にはここに継ぎ目はありません。


すでにマスキングも終わった状態なので、どうするか迷いましたが、出来る範囲で埋めることとしました。
本来は塗装前に修正する方が良いのですが、キャノピーのマスキングテープがはがれてきていたので、先にC119「RLM79サンドイエロー」を塗りました。

キャノピー後部のマスキングテープが浮いてしまい、塗料が吹き込んでしまいました。


しかし、竹串で削り落として事なきを得ました。
次はいよいよ機首の継ぎ目を埋めます。溶剤で希釈したサーフェイサーを面相筆で塗りました。

乾燥させつつ塗り重ね、ある程度塗ったらやすり掛けを行いました。

ある程度隙間が目立たなくなったところで妥協して、スジボリをデザインナイフでなぞった後、「RLM79サンドイエロー」を塗りました。

製作中の5機全て継ぎ目処理と塗装を行いました。

右側の三角窓はふさがれていた。
迷彩パターンの関係で、製作中の5機の内の1機には主翼まで「RLM79サンドイエロー」を塗ることが出来ました。そこで、この1機にデカールを貼りました。

キットの塗装図を見ながらデカールを貼っていったのですが、キャノピーの三角窓の塗り分けが間違っていることに気が付きました。
「Bf109」のキャノピー前端下部には小さな三角窓があります。キットの塗装図をよく見ると、右側の三角窓は「RLM79サンドイエロー」に塗られた状態で描かれていました。

さらに、同じくSWEETの「メッサーシュミットBf109 F-4 バルバロッサ夏バージョン」の箱裏には、「Bf109 F-4」の右側の三角窓がふさがれていることが図解されていました。

ところが、今回製作中の5機ではこれに気付かず、左右両方にマスキングテープを貼って塗装してしまいました。

そこで、改めて右側の三角窓を塗りつぶすことにしました。まずクレオスMr.カラーC116「RLM66ブラックグレー」を筆塗しました。

その後、三角窓を残してマスキングを行い、「RLM79サンドイエロー」を塗りました。

塗装の際は主翼周辺をマスキングし、主翼上面の塗装も行いました。

暑さのためか細かく貼ったマスキングテープがはがれてきたので、ある程度貼ったところで塗装を実施。1機塗装できずに残ってしまいました。

ちなみに左側の三角窓はクリアーのままです。こちらは間違えて塗りつぶさないようにしないといけないですね。

塗装例4の機体の製作を進めた。
上ですでに塗装例4の機体にデカールを貼っています。改めて以下で説明します。
デカールについて
デカールを貼るときの注意点
キットにはカルトグラフ製の上質なデカールが付属します。細かいデカールも含まれていますが、特に問題なく貼ることが出来ました。

ただし、デカールを貼る順番を注意するべき場所が1カ所あります。それは、機体右側、コックピットの少し後ろの青いコーションマークです。

塗装図を見ると、このコーションマークの上に機体番号がかぶさっているように見えます。そのため、このコーションマークを先に貼ってから機体番号を貼るようにするとよいでしょう。

塗装例4:ハンス・ヨアヒム・マルセイユ大尉 第27戦闘航空団 第3中隊 1942年9月
塗装例4はマルセイユが151機を撃墜したときの乗機を再現しています。

この塗装例は、基本は151機撃墜時のものなのですが、151+7機撃墜時の撃墜マークも用意されています。

この2種類のデカールのうち、151機撃墜時の撃墜マークは以前このキットを製作したときに使用しました。そこで今回は158機撃墜時の撃墜マークを貼りました。

ところで、この158機という撃墜数はハンス・ヨアヒム・マルセイユの総撃墜数に相当します。
実はマルセイユが最後の7機を撃墜したのは、乗機を「Bf109F-4/Trop」から「Bf109G-2/Trop」に変更した後でした。なので、158機撃墜の撃墜マークは「Bf109G-2/Trop」に貼られるべきものです。
おそらくこのデカールは、SWEETがマルセイユの総撃墜数に敬意を表して用意したサービスデカールなのではないかと思われます。塗装図に「151 + 7」と書かれているのもそのためだと思います。

あるいはキットのBf109F-4/TropをG-2/Tropに改造するとよいかもしれません。
F-4/TropとG-2/Tropでは、キャノピー以外は外見大きな違いがなかったようです。キャノピーを改造すればG-2が作れそうですが、クリアパーツのキャノピーの改造はかなり難易度が高いでしょう。
今回はF-4のままデカールを貼りました。

デカールの水分を十分に乾燥させた後、クレオスC181「スーパークリアー半光沢」を塗り重ねました。
ウェザリングと組み立てと細部塗装
タイヤをランナーから切り出してゲート跡とパーティングラインをやすりで削り落としました。そして塗装例4の機体と1機分のプロペラ、主脚柱、タイヤにクレオスウェザリングカラーWC01「マルチブラック」を塗りました。

専用溶剤で薄めたものを塗り、余分を筆でふき取りました。
さらにWC04「サンディウォッシュ」を薄く塗り重ねました。

タイヤを主脚柱に接着。やすりで削った面をタミヤカラーエナメルXF-85「ラバーブラック」を塗りました。

また、尾輪にも「ラバーブラック」を塗りました。
出来上がったパーツを機体に接着。接着剤が固まるまでひっくり返った状態で置いておきました。

全てのパーツを取り付けたので、次は細部塗装を行います。
まず排気管にクレオスMr.カラーC61「焼鉄色」を筆塗しました。


次に灯火類の塗装を行います。
尾灯にタミヤカラーエナメルX-11「クロームシルバー」を塗りました。

細かすぎてよく見えないので、拡大鏡を使用しました。
翼端灯の下塗りにも「クロームシルバー」を使用しました。


そしてX-27「クリヤーレッド」とX-23「クリヤーブルー」を塗り重ねました。


灯火類の塗装は、主翼を塗装済みの残りの機体に対しても行いました。また、製作済みの4機にも行いました。

以降では、製作済みのものに対して加えた修正を説明します。
以前製作したものを修正
窓枠の修正
前回キャノピーのマスキングを行った際には、危うく窓枠の解釈を間違えてしまうところでした。
ですが、塗装する前に間違いに気が付いて、修正を行うことが出来ました。

ところで、SWEETの「メッサーシュミット Bf109 F-4/Trop アフリカの星」は以前にも製作しています。

この時もキャノピーの塗り分けを間違えており、そのまま塗装してしまいました。


(機首の継ぎ目も消し忘れたまま製作してしまっていました。)
これら4機の内の1機について、キャノピーの塗り分けの修正を試してみることにしました。
余分に塗ってしまった部分に面相筆で溶剤を塗って数分放置した後、竹串で余分な塗料を削り取りました。


まだ若干残っているような気もしますが、ほぼ取り除くことが出来ました。
思ったより簡単に修正することが出来たので、残りの3機のキャノピーも修正しました。

追加塗装
製作済みの4機をよく見ると、なぜか一番前の排気管が機体色のままでした。また、エアフィルターにも色を塗ってありませんでした。

塗装例4の機体の排気管を塗った時に、製作済みの4機の排気管にも「焼鉄色」を塗っておきました。

また、尾灯、翼端灯にも色が塗ってなかったので、製作中の機体と同時に色を塗りました。


間違いが多くてなかなか進みませんが、何とか1機が出来上がってきました。これに合わせて過去に製作したものにも手を加えました。

こうなると、機首の継ぎ目が気になってきます。デカールの予備もあることだし、埋めてしまおうかなぁ。
つづく。



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