2026年 午年の年賀状で使用するため、昨年末にニードルフェルトで馬を製作しました。

そして牧場のイメージで写真を撮影しました。

以下で説明します。
まずは、前回の製作を振り返った。
ニードルフェルト作品の製作は始めたばかりで、まだまだ分からないことが多いです。
そこで、前回の製作を振り返ってみることにしました。
入門書を読んで製作方法を勉強した。
昨年の10月、ハロウィンに向けて何か作りたくなり、ニードルフェルト作品の製作にチャレンジしました。
それまで全く経験がなかったので、最初に初心者向けのキットを製作してみることにしました。


キットの説明書に従って、羊毛フェルトをニードルでつついてテントウムシを製作しました。

製作はとても楽しく、別のものも作れそうな気がしてきました。そこで、当初作りたいと思っていたお化け、黒ネコやハロウィンのカボチャを製作しました。

ちなみに、お化けと黒ネコは1/24のクルマのプラモに乗せられるように製作しました。以前製作した「ビートル・カブリオレ」に乗せて写真を撮影しました。

詳しくは以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)
【ニードルフェルト】2025年ハロウィンの「ビートル・カブリオレ」
クルマのプラモと組み合わせるため、出来上がったものはかなり小さいです。そのため、特にネコの手足やしっぽなどの細い部品の製作は、なかなか思い通りになりませんでした。

このまま自己流で突き進んでも、すぐに限界にぶち当たってしまいそうです。
そこで、今回は自宅にあった入門書を読んで参考にすることにしました。
参考にしたのは、「羊毛フェルトテクニックブック」です。

| 著者 | 佐々木 信子 |
| 発行者 | 小野寺 優 |
| 発行所 | 株式会社 河出書房新社 |
| ISBN | 978-4-309-28137-7 |
この本には、ニードルフェルト作品を製作する上で有用なテクニックが紹介されています。
その中でも特に「コアメイク・テクニック」、「サンドイッチカード・テクニック」および「植毛・テクニック」が役に立ちました。
これらのテクニックを参考にして、ベースを作るための「ニードルわたわた」を購入。また、段ボール紙で「サンドイッチカード」も製作しました。


下絵を用意した。
ハロウィンの時に「黒ネコ」と「ネコ人間」を作ったのですが、下絵を描かずに感覚のみを頼りに作ったため、頭の大きさや形が異なってしまいました。

また、個人的にネコは普段見慣れていてイメージしやすいのですが、馬は見かけることがありません。そこで、コミックに描かれた馬を参考に下絵を描くことにしました。
参考にしたのは、コミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN10」です。

| 著者 | 安彦 良和 |
| 発行者 | 井上 伸一郎 |
| 発行所 | 株式会社 角川書店 |
| ISBN | 4-04-713746-4 |
劇中に躍動感あふれる見事な馬が描かれており、非常に参考になりました。
その劇画調の素晴らしい馬を見ながら、何とか馬らしきものを描くことが出来ました。

この下絵をガイドとして馬を製作します。
馬を製作した。
「ニードルわたわた」でベースを製作
最初に胴体のベースを作りました。下絵と照らし合わせつつ「ニードルわたわた」を丸く固めました。

次に、「サンドイッチカード・テクニック」により前足を作成したのですが・・・

かなり太くなってしまい、これ以上細くすることが出来ませんでした。
そこで、出来上がったもののうち1つをデザインナイフで縦に割りました。

これを前足として使用します。また、首も作りました。

さらに残りの1つを長さが半分になるようにカットした後、縦に割って後ろ足の一部を作りました。

残った部分は頭部のマズルとして使います。

太もものベースはフェルトをへらのように平らに固めて製作しました。

ある程度ベースの部品がそろってきたので、胴体に首を接続。少し短いように思えたので、「ニードルわたわた」を追加して延長しました。


首の先端に頭部を追加しつつ、マズルも接続しました。

胴体と首が一体化し、脚のベースも出来上がりました。


次は足の取り付けですが、胴体に取り付けてしまうと、色付きの羊毛フェルトを被せにくくなりそうです。そこで、色付きの羊毛フェルトを被せてから取り付けることにしました。
色付きの羊毛フェルトを足しつつ、各部を組み立てた。
始めに馬の色を決めました。胴体の色を薄茶色、たてがみと尻尾を濃い茶色とすることにしました。干支の馬なので、明るい色合いを目指すことにしました。
次にベースに薄茶色の羊毛フェルトを被せます。
簡単そうな胴体と首に薄茶色の羊毛フェルトを追加してみました。

前足は関節を意識して真ん中に節を作りつつ、薄茶色の羊毛フェルトを被せました。

この前足を胴体に取り付けるため、目打ちで胴体に穴を開けました。

そして前足を差し込み、ニードルでつついて固定しました。

さらに継ぎ目に薄茶色の羊毛フェルトを追加して、滑らかに胴体につながるように加工しました。

次は後ろ足です。まず太もものベースに薄茶色の羊毛フェルトを被せました。

さらにその先にも薄茶色の羊毛フェルトを被せ、太ももに接続しました。また、胴体後部に後ろ足を取り付けるため、ニードルでつついてへこませました。

胴体後部に後ろ足を接続。4本足で自立するように各足の長さを調整しました。

足の長さがそろったところで、後ろ足と胴体の継ぎ目に薄茶色の羊毛フェルトを足して滑らかにつながるように形を整え・・・


前足の上部にあたる部分にも薄茶色の羊毛フェルトを足して、肩を追加しました。


まだ手を加える余地はありますが、頭部がベースのままではイメージをつかみづらいです。
そこで、胴体は一旦ここまでとして、次は頭部を作り込むことにしました。
頭部を作り込んだ。
最初のポイントは口の再現です。
指でこより状にまとめた羊毛フェルトを上あごを意識しつつ頭部の上側にあてがい、ニードルでつついて固定。


下あごにも同様に羊毛フェルトを被せました。


口の中はベースの白を歯に見立てることとしました。ニードルでつついてへこませておきました。

次は頭部と耳と頬です。
現状はまだ頭頂部が剥げた状態です。耳を取り付けつつ、頭頂部を羊毛フェルトで覆います。

羊毛フェルトを三角形にまとめ、耳を2つ作りました。

これらを頭部にあてがい、ニードルでつついて固定しました。

頬には指で丸めたフェルトを取り付けます。

これらを頬の部分にあてがい、ニードルでつついて馴染ませました。

さらに頭頂部などに羊毛フェルトを被せ、頭部の形を整えました。

頭部もある程度形になったのですが・・・
形を修正しつつ、細部を作り込んだ。
「植毛・テクニック」でおしりに濃い茶色の羊毛フェルトを植え込んでしっぽを追加。全体の形を眺めてみると・・・

首の方がむしろ太いぐらいで、そもそも胴体が細すぎます。これを馬というには、あまりにも貧相ですね・・・
この謎の4足歩行動物を馬に見えるように加工していきます。
まず、薄茶色の羊毛フェルトを足していき、胴体をボリュームアップすることにしました。

まずおなかに羊毛フェルトを追加しました。首に対してまだ胴体が細すぎますが、貧相な感じは抑えられたようです。手を加える方向性は間違っていなさそうです。

さらに少しづつ様子を見ながら羊毛フェルトを追加。背中、肩などにも追加。さらにしっぽにも羊毛フェルトを追加しました。


恰幅が良くなり、生き生きとしてきました。そこで、たてがみと前髪を濃い茶色の羊毛フェルトで再現しました。

目は黒い羊毛フェルトを小さく丸めたもので再現。ニードルで頭部に埋め込みました。


改めて全体を眺めてみましたが・・・何かが違うように感じられました。

何が違うか確かめるべく、下絵と並べてみると・・・

全体的に大きくなってしまったのは仕方がないとして、胴体が長すぎ、また背中のラインがおかしいように感じられました。
そこで、背中に羊毛フェルトを足してラインを修正しました。

胴体を縮めたかったのですが、どうにもなりませんでした。代わりに首を若干縮めることが出来ました。

何とか馬の形に仕上がりました。
写真を撮影して年賀状を作った。
馬が出来上がったので、牧場のイメージで写真を撮影。情景マット、背景シートおよび自作の森林パーツを利用して撮影を行いました。


情景マット、背景シートおよび森林パーツを使用した撮影については、以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)
撮影した写真から1枚をセレクト。さらに撮影中のアクシデントの写真も使用することにしました。


これらを「Microsoft Word」の文書に貼り付けて年賀状としました。

なんとか干支の馬を形にすることが出来ましたが、普段見慣れていないものを製作するのは難しいですね。
また別のものを製作したいと思います。
おまけ:猫の大福さん(49)襲撃!写真撮影
馬が出来上がったので、早速撮影ですね。
ウム。年賀状を作らないといけないので、早く撮影を終わらせなければ・・・
大福さんが押し入れで寝ているうちに終わらせてしまいましょう!
しまった、大福さんが!押し入れで寝ていたんじゃなかったのか???

物音を聞きつけて、起きてきたようですね!
ウワァ、やめてくれー


ア~ァア、派手にやられましたね。

やれやれ・・・
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