映画「633爆撃隊」の情景を製作しています。今回は対空機関砲の陣地を製作しました。
対空機関砲の陣地の材料
使用した材料は、
- スチレンボード
- タミヤ 情景テクスチャーペイント 砂 ライトサンド
- タミヤ 情景テクスチャーペイント 草 グリーン
- タミヤクラフトボンド
- 木工パテ
- 使い古しの木粉ねんど
- タミヤ 1/48 「レンガ・土のう・バリケードセット」
1のスチレンボードはホームセンターで以前購入したものを使用しました。
2は当ブログの 【プラモ】砂漠のイメージの飾り台を作った で使用したものです。「ダークアース」を使用するつもりでしたが、手持ちのものが固まってしまっており、模型店に買いに行きましたが、売っていなかったので、「ライトサンド」で代用し、塗装することにしました。
「ライトサンド」は「ダークアース」と比べて混ぜ込まれている粒子が細かいようです。今回制作したものの場合は、粒子の細かさがプラスに働いたように思います。
3は草を表現するのに使用しました。草色のペーストに繊維が混ぜ込まれており、塗るだけで草の表現ができる優れものです。
4はスチレンボードの接着で使用しました。普通の木工ボンドでもよいです。
5の木工パテは当ブログの 【プラモ】海面ベースの製作(1) で使用したものです。ホームセンターで購入しました。
6の使い古しの木粉ねんど、は当ブログの 【プラモ】砂漠のイメージの飾り台を作った で使用したものです。使い切らずに固まってしまったものを木工パテで貼り付けて使用しましたが、普通の紙粘土などでもよいと思います。
7は1/48のレンガ、土のう、バリケードがセットになったもので、このうち土のうを防御陣地の製作で使用しました。
対空機関砲の陣地の製作
まずは、おおざっぱな形をスチレンボードで作ってみました。対空機関砲を左側に配置することとし、左端に崖、右側に少し盛り上がった部分を取り付けました。
スチレンボードをカッターで切り出して、タミヤクラフトボンドで接着しました。額縁に組み合わせて、形を調整しました。
形が決まったところで、端の部分が地面らしくなるようにカッターナイフで削りました。
次に、全体に木工パテを塗った後、木工パテと木粉ねんどの固まったものを使って左端の崖と右側の地面の盛り上がった部分を製作しました。
まずは、木工パテを塗りました。
そして、木工パテで木粉ねんどを取り付けました。
固まったところで、木工パテを塗りました。これを繰り返すことで、崖、地面を形作っていきました。
崖と地面が出来上がってきたところで、タミヤ1/48 「レンガ・土のう・バリケードセット」の土のうを防御陣地を形成するように並べました。
土のうの部品は一部削ってなじむようにしていますが、右側の地面の部分と土のうの間に大きな隙間ができました。
この隙間に木粉ねんどの塊を詰め、木工パテを塗って形を整えました。
対空機関砲陣地が形になってきました。
対空機関砲の陣地の塗装
土のう以外の部分に「情景テクスチャーペイント ライトサンド」を筆塗りしました。ペースト状の塗料を、筆を使って塗りつけていきました。
「情景テクスチャーペイント」を塗ることで、ざらざらしたテクスチャが加わっているのがお分かりいただけますでしょうか?
「情景テクスチャーペイント」が完全に乾いたところで、下地としてクレオスのC42「マホガニー」を筆塗りしました。
乾燥後、エアブラシを使用して、タミヤアクリル塗料のXF52「フラットアース」を塗装しました。この時、くぼんだ部分や陰になる部分に下地の「マホガニー」がうっすらと残るようにしました。土のうにはタミヤアクリル塗料のXF57「バフ」を軽く筆で塗っておきました。
さらに、XF52「フラットアース」にXF57「バフ」を混ぜたもので出っ張った部分を中心に塗装を行い、立体感を強調しました。
土のうにはタミヤアクリル塗料のXF57「バフ」をエアブラシで塗装しました。土のうの下側など、影になる部分の「マホガニー」が残るようにして、立体感を出すようにしました。
乾燥させた後、タミヤ情景テクスチャーペイント「草(グリーン)」で草を追加しました。崖の中腹で岩が多いことを考えて、部分的に草を配置することで、岩場にへばりついて生えている草を表現するようにしました。
そして、映画の対空機関砲陣地の映像を参考に、キットに付属する3つの箱を土のうの左側に配置してみました。
このままでは、箱がきれいすぎるので、筆塗りで汚しを加えました。
4連装対空機関砲を仮置きして、額縁に仮止めしてみました。
ドイツ兵を配置したいところですね。ドイツ兵は、組み立てて塗装を行っているところです。
つづく
コメント