【プラモ】「633爆撃隊」の一場面の製作(1)20mm4連装対空機関砲など

ミリタリー

映画「633爆撃隊」の一場面を再現しようと思います。ドイツ軍の施設に向かって突撃するモスキートと、これを迎え撃つドイツ軍の対空機関砲の情景を製作することにしました。

全体のイメージ

映画の一場面ということで、フォトフレームの中に情景を作成してみることにしました。リサイクルショップで購入したフォトフレームを使用します。少し傷というか、塗装の剥がれがあるので、これも対処することにします。

少し塗装の剥がれがありますね。

手前にドイツ軍の対空機関砲を、奥にフィヨルドの海と対岸を配置します。そして、海面上にモスキートFB型を配置します。

対空機関砲を1/48スケール、モスキートを1/700スケールとすることで、遠近感を再現することとします。

対空機関砲は、タミヤ1/48の「20mm4連装対空機関砲」を使用することにしました。

1/48ですが、かなり細かく分割され、精密に再現されています。ポリキャップで銃身が上下に動き、それに伴い照準器も動くようになっています。マガジン6個、各種の箱や弾薬箱が付属し、兵隊も4人付属しています。

射撃状態と運搬状態を作ることができ、トレーラーも付属しています。今回は射撃状態で製作し、トレーラーは使用しません。

モスキートFB型は、ピットロード1/700の「WWⅡイギリス空軍機セット1」に付属するものを使用することにしました。

フライホークのソードフィッシュが4機追加された限定版を使用

スピットファイア、ハリケーン、タイフーン、ボーファイター、ランカスターなどが付属しています。

各機種が2機付属するランナーが2枚入っています。

デカールもしっかり用意されています。

今回は、この中からモスキートFB型を3機使用することにしました。

繊細な彫刻が施され、とても良い感じです。

着陸脚を展開した着陸状態が再現されていますので、飛行状態に改造して使用することとします。

ほとんどの部品にひけは見られませんでしたが、ランカスターの機首の右側に若干ひけがみられました。

左側は問題なさそうです。

修正困難なレベルではないと思います。いずれ、この部品も使用してみたいと思います。

ドイツ20mm4連装対空機関砲の製作

まず、ドイツ軍の対空機関砲を製作します。部品同士の継ぎ目、突き出しピン跡をパテで修正しつつ、ある程度のところまで組み立ててしまいました。

タミヤの最近のキットということもあり、ここまで非常にスムーズに組み立てることができました。当初はストレートに製作するつもりでしたが、あっけなく形になってしまったので、多少手を加えてみることにしました。

まず照準器に手を加えることにしました。丸い部分の中をドリルで開口。棒やすりで整形しました。

クレオスのC28「黒鉄色」で塗装した後、タミヤエナメルのXF56「メタリックグレー」を筆塗りし、2mmの透明プラ棒から切り出したものをタミヤクラフトボンドで接着しました。

本体のマガジンラック前に装填手用の足掛けがあるのですが、省略されていました。0.4mm真鍮線と1mプラ棒で再現しました。

これは左右両側にあるので、両側に取り付けました。

20mm機関砲の砲口をドリルで開口し、棒やすりで整えました。クレオスのC28「黒鉄色」で塗装した後、ドリルで開口した砲口の内側をフラットブラックで塗りました。

エアブラシを用いて本体、弾薬箱などをクレオスのC40「ジャーマングレー」で塗装して組み立てました。

そして、C40「ジャーマングレー」にC35「明灰白色」を混ぜたものをエアブラシで塗り重ねて明暗を表現しました。

シートはタミヤエナメル塗料のXF1「フラットブラック」を、弾倉はクレオスのC28「黒鉄色」を筆塗りしました。

汚し塗装

装填手のステップなどにスポンジを使用してクレオスのC28「黒鉄色」を塗る、いわゆるスポンジチッピングを行ってみましたが、本体がジャーマングレーで効果が良く分からなくなってしまいました。練習が必要ですね。

1日ほど乾かしてからタミヤスミ入れ塗料「ダークブラウン」で全体を汚しました。そして、4丁の機関砲本体を接着しました。

さらに、タミヤエナメル塗料のXF52「フラットアース」およびXF57「バフ」でドライブラシによる汚しを施しました。

「フラットアース」で防盾の下部や砲座、装填手のステップなど、下部の汚しを実施した後、全体に「バフ」による汚しを行いました。

「バフ」は「ジャーマングレー」に対してコントラストが高くなるので、控えめに塗るようにしました。

次は、ドイツ兵、陣地などを作っていきます。

仮組してイメージを確認しているところです。

つづく

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