【プラモ】バンダイ ビークルモデル「Aウィング」の製作(1)製作開始

SF

バンダイのビークルモデル「Aウィング」を製作します。コックピットおよびエンジンにLEDを組み込んで光らせようと思います。

キットの内容確認と製作方針

ビークルモデルの「Aウィング」は、ひと箱に2機分の部品が入っています。「Aウィング」自体がシンプルな形状をしているので、1機分の部品点数も少なく、比較的容易に完成させられそうです。

他のビークルモデルと同様、細部までリアルなモールドが施されています。あえて手を加えるとすれば、エンジンと胴体をつなぐ黒い2本のパイプでしょうか。

以前製作した1/72のAウィングです。

ビークルモデルでは、これらのパイプが基部の部品に板状に一体成型されています。

非常に小さい部品ですし、あまり目立たない部分ですので、このまま製作しても十分見栄えのするものが出来上がりそうです。

今回は、あえてこの部分に手を加えてみることにします。

次に、エンジン噴射口の裏側から高輝度白色LEDの光を当ててみました。キットのパーツが白いこともあり、高輝度白色LEDの光をよく透過します。

エンジン噴射口にLEDの光を当ててみました。

黄色っぽく光っていますが、映画でも「Aウィング」の噴射口は黄色っぽかったので、色を変える必要もなく、好都合です。

そして給電についてです。これまで製作したビークルモデルの「ミレニアム・ファルコン」や「Yウィング」では、ディスプレイベースに電池ボックスを追加したものを製作してきました。

Yウィングの例

機体側にピンソケット、ディスプレイベースにピンヘッダーを組み込み、ディスプレイベースから3Vを供給できるようにしました。

「Aウィング」では、従来のビークルモデルのディスプレイベースに2機を接続できるようにするためのアダプターが用意されています。

アダプターの先にピンヘッダーを取り付けて、2機同時に3V給電できるようにしてみようと思います。

「Aウィング」を2箱同時に製作します。1箱に2機入っているので、4機製作します。より上手く製作できた2機をセットにしてヤフオクに出品しようと思います。

コックピットの製作

キャノピーの加工と塗装

ビークルモデルは接着剤不要のスナップキットです。そのため、部品の各部にダボやダボ穴が設けられています。そして、キャノピーの部品の内側には、機体に固定するためのダボが設けられています。

高輝度白色LEDの光を透過させるため、電動工具を使ってダボを削り取りました。

削りカスが残ってますね。後で取り除きました。

外側全体をクレオスC101「スモークグレー」で塗装して、窓の部分をマスキングし、窓枠をクレオスC92「セミグロスブラック」で塗装しました。

キャノピーの下側にアルミ箔を貼りました。このアルミ箔により、LEDの光を上に反射させます。

「Yウィング」を製作したときの経験から、キャノピーと胴体の間の隙間から光が漏れることが予想されますので、キャノピー側にアルミ箔を貼りました。

LEDの組み込み

機体上部のコックピットの部分には、キャノピーのダボと対になるダボ受けが設けられています。

このダボ受けを削り取り、さらにLEDを取り付けるための穴をあけました。

ただし、ダボ受けはキャノピーに貼ったアルミ箔とほとんど干渉しません。最初の1機はダボ受けを削り取りましたが、残り3機はそのまま残しました。

また、コックピットの前端には、キャノピーを固定するための出っ張りがあります。この出っ張りはキャノピーに貼ったアルミ箔と干渉しますので、4機ともこの部分を取り除いておきました。

機体上面を裏側から見ると、コックピット後方に細いダボが設けられています。これが、コックピットにLEDを組み込めるようにするため、このダボを取り除きました。(ラジオペンチでもぎ取りました)

キャノピーを所定の位置に仮止めして、LEDをはめ込んでみました。

LEDに3Vを給電して光らせてみました。

ぼんやりと光っています。あまり明るく光るのも違和感があるので、このぐらいの感じにしようと思います。→ 電池が古かったためと判明。新しい電池では、もっと明るく光ります。

コックピット後端から光が漏れていますが、これは仕上げの段階で対策することとします。

エンジンの製作

部品の加工と塗装

エンジンは内側にLEDを組み込めるように加工しました。まず本体の部品の内側に設けられているダボを削り取りました。

加工前
加工後

光漏れの防止と反射板の効果を得るため、エンジン本体の内側にアルミ箔を貼りました。

エンジン側面の部品には、エンジンのダボと対になるダボ受けが設けられています。これも削り取りました。

加工前
加工後

この部品にも内側にアルミ箔を貼りました。

噴射口が未塗装だと、LED消灯時に違和感が残ってしまいます。そのため、エンジンの噴射口の内側にクレオスC101「スモークグレー」を塗装しました。

あまり濃く塗ってしまうと、噴射口が十分光らなくなるので、控えめに塗装しました。

LEDの組み込み

LED側面の光を抑えつつ、LEDを固定する際のガイドとするため、プラパイプにアルミ箔を貼ったものを用意しました。プラパイプはウェーブの「4.5㎜肉厚プラパイプ」です。

LEDのサイズに合わせて切り出しました。また、内径が若干小さいので、やすりで広げてLEDに取り付けられるようにしました。

1つ余分に作ってしまった。

LED側面の光を抑えるため、外側にアルミ箔を貼りました。

エンジン本体の内側、噴射口の裏側部分の内径を測ってみたら、およそ6㎜でした。用意したプラパイプの直径が4.5㎜なので、若干隙間が空きます。噴射口の中心にLEDを配置したいので、直径6㎜の透明な円盤をガイドに使うことにしました。

ウェーブの「Hアイズ1」に含まれる直径6㎜のレンズ状の部品を使用することにしました。

6㎜のレンズの真ん中にプラパイプを接着しました。

写真では5個ですが、実際には8個作りました。

こうすることで、簡単にエンジン噴射口の真ん中にプラパイプを配置することができました。

エンジンの機首側のダボを残していましたが、LEDを組み込めないので切り取りました。

エンジンにLEDを組み込み、単三乾電池2本で3Vを供給してみました。

噴射口全体が黄色く光っています。LEDをうまく噴射口の中心に配置できたようです。

次回は機体にピンソケットを組み込みつつ、塗装、機体の組み立てを行いたいと思います。

つづく。

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