「コードロン C.630 シムーン」の機体に塗装を行い、デカールを貼りました。
途中、トラブルに見舞われ、完成まで持っていけませんでした。あと少しです・・・
以下で説明します。
前回までのおさらい
前回までに胴体の組み立て、主尾翼と着陸脚の取り付けを行いました。胴体にはクレオスMr.カラーC45「セールカラー」にC46「クリアー」を足したものを塗装しました。
胴体を組み立てる際、機首先端部と胴体の間には段差が出来てしまいました。
そこで、プラバンを挟んで機首を延長することで段差を解消しました。そしてキットに付属しているエンジンは組み込まないこととし、代わりにこのプラバンに機首先端から見える部分を自作しました。
主脚柱は転輪を塗装後に取り付けられるように一部を削ることで後ハメ加工を行いました。
機首下面の排気管はプラ材で自作。塗装後に接着するので、なくさないように保管しています。
尾脚柱も塗装後に接着することとし、なくさないように保存してあります。
次は機体の塗装を行います。
機体の製作を進めた。
塗装
まず胴体上部の「セールカラー」の部分をマスキングテープで覆い、フィニッシャーズの「ファンデーションピンク」を下塗りしました。
そしてクレオスMr.カラーC327「レッドFS11136」を塗りました。
塗り終わって良く見ると主脚柱の色が若干薄くなってしまいました。
そのため、再度「レッドFS11136」を塗りました。主脚柱は塗ってから接着したほうが良かったかもしれません。
「レッドFS11136」を塗り終えたので、マスキングテープをはがしました。ただし、窓のマスキングはまだはがしません。
上手く塗れたように思ったのですが、「セールカラー」の部分の後端が崩れてしまっていました。
そこで、マスキングテープを併用して筆塗で修正しました。
これで機体の塗り分けが完了しました。
デカール貼り
次はデカール貼りです。まず主翼上下面にデカールを貼りました。機体表面の凹凸と干渉する部分はクレオスの「マークソフター」で馴染ませました。
さらに胴体側面、垂直尾翼にもデカールを貼りました。
そしてデカールを十分に乾燥させた後、エアブラシで機体全体にガイアカラーEx-03「Exクリアー」を塗りました。
ここでまさかのトラブル発生
後は細部を作り込んで完成と思ったのですが、そうは問屋が卸してはくれませんでした・・・
プロペラ軸を受ける穴を開け忘れていた。
プロペラをクレオスMr.カラーC327「レッドFS11136」、ガイアカラーEx-07「Exシルバー」およびMr.カラーC33「つや消しブラック」で塗り分けました。
そして組み立てました。
このプロペラを機首に差し込んでみたのですが、奥でつっかえてしまいました。冒頭でも説明した通り機首先端と胴体の間にプラバンをはさみ、機首の形状を整えたのですが、このプラバンにプロペラの軸が通る穴を開け忘れてしまっていたのです。
仕方がないので機首先端部を一旦取り外し、プラバンに穴を開けてプロペラを取り付けることとしました。機首先端部を取り外す際にダメージを与えてしまったので、修復してやすりをかけました
次に「ファンデーションピンク」、「レッドFS11136」、「Exクリアー」の順に色を塗りました。また、プロペラ軸を固定するためのストッパーをプラ材で自作しました。
そして機首先端に貼ったプラバンの裏から穴を開け、プロペラが回転するようにストッパーで機首先端に取り付けました。
最後に出来上がったものを機体先端に接着しました。
主脚柱が外れてしまった。
プロペラ取り付け時のトラブルで焦って機体をこねくり回していたら、主脚柱が外れてしまいました。
主脚柱側にもともとあった取り付け軸が折れてしまっていたので、主脚柱側と主翼側の両方に穴を開けました。
そしてプラボウを差し込んで接着し、取り付け軸を再現しました。
主脚柱の修理と合わせて主転輪も取り付けることとしました。ホイールをガイアカラーEx-07「Exシルバー」、タイヤをクレオスMr.カラーC137「タイヤブラック」で塗りました。また、主転輪の軸をプラボウで作成しました。
外れてしまった主脚柱をもとの位置に接着しつつ、主転輪も取り付けました。
何とか修復できました。焦るとろくなことはないです・・・
窓の塗り分けが失敗していた。
次に窓のマスキング材をはがしました。嫌な予感がして後回しにしてしまっていたのですが・・・
予感が的中、というより思った以上にひどい状態でした。まずコックピット前面の窓枠がガタガタになってしまいました。
コックピット側面の三角窓は無事でしたが・・・胴体側面の四角い窓は窓枠のシルバーのマスキングが失敗してガタガタになってしまいました。
さらに、ドアの接着が甘く、外れてしまいました・・・というか、これはむしろラッキーでした。ドアの開口部からティッシュを巻き付けた棒を突っ込み、内側から窓を押して取り外すことが出来ました。
接着剤としてセメダインの「ハイグレード模型用」を使用していたおかげで取り外しが用意で、かつ接着面も汚くならずに済みました。
取り外した窓のパーツには部品番号を書いたマスキングテープを貼っておきました。そして外側の塗装をクレオス「ペイントリムーバー」で除去しました。
窓をマスキングし直し、ガイアカラーEx-07「Exシルバー」を塗装。クレオスMr.カラーGX2「ウィノーブラック」を塗り、さらに「Exシルバー」を塗り重ねました。
「ウィノーブラック」を挟んで塗り重ねることで、クリアパーツに塗った「Exシルバー」が透けるのを防ぎ、発色もよくすることが出来ます。また、ドアのドアノブにも「Exシルバー」を塗りました。
次に窓枠に0.5㎜幅のマスキングテープを貼り、クレオスGX1「クールホワイト」を下塗りしました。
そしてクレオスMr.カラーC45「セールカラー」にC46「クリアー」を足したものを塗りました。
まだ塗り際がガタついていますが、これで良しとすることにしました。
コックピット前面窓にも0.5㎜幅のマスキングテープを貼りました。そして内側にマスキングゾルを塗りました。
そして、以下の塗料を塗り重ねました。
- ガイアカラーNo.62「ミディアムブルー(FS35164インターメディエイトブルー)」
- クレオスMr.カラーGX1「クールホワイト」
- クレオスC45「セールカラー」にC46「クリアー」
まだ少しガタガタしていますが、これで良しとすることにしました。
出来上がった窓を機体に接着しました。
少し離れて見れば、窓枠のガタガタもあまり気にならないです・・・
塗装面がザラザラになってしまった。
実はデカールを貼った後、「Exクリアー」を吹き付けた時に機体表面がザラザラになってしまいました。
そこで、全体的に2000番のスポンジやすりで水研ぎを行っているところです。
なるべく「レッドFS11136」を削らないように注意し「Exクリアー」のみを削るように慎重に作業を進めます。
完成を急いでしまい、焦っていろいろ失敗してしまいました。落ち着いて丁寧に製作しないといけないですね。
続く。
おまけ:猫の図書館(1) 「猫のどうする⁉解決BOOK」
今回から「猫の図書館」と題して猫に関する本やDVDなどを紹介するのだ。
「猫の大福さん」も不定期で続きますよ。
第1回目は「猫のどうする⁉解決BOOK」を紹介するのだ。
大福さんが我が家にやってきたときに買った本ですね!懐かしいです~~
作 | 西宮 三代 |
まんが | ホシノ ユミコ |
監修 | 獣医師 兼島 孝 |
編 | 猫びより編集部 |
ISBN | 978-4-528-02288-1 |
そうだねぇ。猫のことが全く分からなかったので、勉強のために買ったのだったねぇ。
子猫のお世話について詳しく書いてあったのは本当に助かりましたね!
ごはんのあげ方とか、毛づくろいとか、予防接種とか、とても勉強になりました。
これ一冊で猫の一生が網羅されていて、猫とともに暮らすものの強い味方なのだ。
それにマンガも載っていて、とても読みやすいですよね!
ウム!おかげで大福さんは今日も元気いっぱいなのだ!
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