【プラモ】タカラ 1/72 「コンバットビークルセット」の製作(3)兵員輸送車、軍用トラックの製作を進めた。

SF

今回は兵員輸送車「ブロムリー ST-48D」と軍用トラック「ウィリス HT-38D」の製作を進めました。また、前回作り込んだ軍用ジープ「ウィリス OR-39D ランドマスター」にアンテナを追加しました。

以下で説明します。

前回までのおさらい

兵員輸送車は車体上面パーツがゆがんでいましたが、指でパーツを曲げて何とか修正しました。そして各部の組み立てを進めました。

仮組すると、ほぼ完成形と出来るところまで出来上がっています。

一方、軍用トラックは車体やシャーシなどの製作を進めました。

フロントバンパーやウィンドウシールドなど、まだ細部の作り込みが必要です。

兵員輸送車「ブロムリー ST-48D」

追加工作と車体内部の塗装

兵員輸送車の車体には、上下の継ぎ目部分に若干の段差が出来てしまいました。

この段差を均す為、車体下部に0.2㎜プラバンを貼りました。大きめに切り出したプラバンを貼り付けた後、余分を切り取り、やすりで削って形を整えました。

床には多数の突き出しピン跡があります。滑り止めのモールドのためにかなり目立ちます。

ほとんどはシートに隠れて見えなくなりますが、後部ハッチを開いたときに最後端の2つが見えてしまいます。そこで、四角く切ったプラバンを貼ってモールドっぽく処理しました。

次は車体内部の塗装です。

まずシートのパーツを切り出し、後から見える部分のみ突き出しピン跡やパーティングラインを処理しました。そして車体内部全体にクレオスMr.カラーC128「灰緑色」を塗りました。

次にクレオスウェザリングカラーWC01「マルチブラック」とWC02「グランドブラウン」を用いてウェザリングを行いました。

そしてシートのクッションの部分にタミヤエナメル塗料XF-10「フラットブラウン」を筆塗。

操縦席に設置されたコントロールボックスのインパネをタミヤエナメル塗料XF-24「ダークグレイ」とX-18「セミグロスブラック」で塗り分け、ハンドルにはXF-1「フラットブラック」を塗りました。

ハンドルはコントロールボックス中央の四角いモールドに開けられた穴に差し込むように指示されています。ところが、この通りに組み立てるとシートと干渉してしまいます。また、シートとの位置関係にも違和感があり、ハンドルに見えなくなってしまいます。

そこで、まずハンドルを取り付けるための穴をプラ材で埋めました。そしてハンドルを四角いモールドの上面に斜めに接着しました。

こうすることでシートを取り付けられるようになり、ハンドルらしさを出すことも出来ました。

全てのシートを車体内部に接着しました。

サイドミラーとヘッドライトの加工

兵員輸送車の車体前部(部品番号C36)にはヘッドライトとサイドミラーがモールドされています。これらに手を加えることにしました。

まずサイドミラーのステーを切り離し、0.4㎜真鍮線で作り直しました。また、瞬間接着剤をパテ代わりにして、ミラー本体のひけや突き出しピン跡を埋めました。

次に、ヘッドライトをクリアパーツで置き換えるため、レンズのモールドを2㎜のドリルでくり抜きました。慎重に作業を行ったのですが、あまりきれいにくり抜くことはできませんでした。

そこで、ヘッドライトはレンズをくりぬいた後、0.1㎜プラバンを貼り、その上にクリアパーツのレンズを取り付けることにしました。

前回スキャンカットで軍用ジープのパーツを作成したときに、兵員輸送車のヘッドライト用のパーツも作っておきました。

パーツは外側に貼るものと内側に貼るものを用意。片側2枚、合計4枚を0.1㎜のプラバンから切り出しました。

そして内側用のパーツにタミヤエナメル塗料XF-24「ダークグレイ」を筆塗して接着しました。

出来上がった車体前部を車体に接着。サイドミラーのステー取り付け部分に0.5㎜のドリルで穴を開け、真鍮線で作ったステーを差し込んで接着しました。

アンテナの追加

車体後部にはアンテナ基部がモールドされていますが、アンテナは用意されていません。そこで、0.4㎜真鍮線で自作しました。5㎝+αの長さに切り出して、先端となる方をやすりで削って少しとがらせました。

そしてアンテナ基部に0.5㎜のドリルで穴を開けたのですが、穴がずれてモールドが崩れてしまいました。

そこで、崩れてしまった部分を削り取り、1㎜プラボウに0.5㎜のドリルで穴を開けて作りなおしました。基部の穴はデザインナイフで広げて、中心に真鍮線が刺さるように調整しました。

最後にアンテナとサイドミラーのステーにプライマーを塗りました。今回はここまでとし、次回塗装を行って完成させます。

軍用トラック「ウィリス HT-38D」

フロントバンパーの加工

キットのフロントバンパー(部品番号B18)は、中央部のワイヤーロープとライトガードが一体で成形されています。

バンパーの両端が埋まってしまっていますが、設定画では薄い鉄板をコの字型に折り曲げて作られたような形状をしています。ボックスアートにもそのように描かれています。

そこで、パンパーの両端を斜めに削って薄く見えるように加工しました。まず1.5㎜のドリルで穴を開けました。

ニッパーである程度切り取り・・・

そしてデザインナイフとやすりで削り込みました。

パーティングラインの処理も行い、シャシーに接着しました。

実はここで、安易にバンパーを接着したことがトラブルのもととなってしまいました。このトラブルについては後程説明することとして、先に車体各部の作り込みについて説明します。

車体各部の作り込み

軍用トラックの車体後端に部品の継ぎ目が出来てしまいました。また、側面のラインから後面が下にはみ出してしまいました。

これを修正するため、車体側面下部にプラバンを接着した後、やすりで削ってきれいにラインがつながるようにしました。

また、車体後面には前回1㎜プラバンから切り出しておいたテールライトを2枚づつ貼り重ねました。

フロントウィンドウ(部品番号B17)は車体上面の一部と一体で成形されています。

フロントウィンドウの下側に隙間が出来ないように接着しました。すると上側が少し凹んで段差になってしまいました。これを処理するため、プラバンを貼り付け、やすりで削って均しました。

さらにエポキシパテも用いて段差を修正しました。

軍用ジープ、兵員輸送車は左ハンドルなのに、軍用トラックは右ハンドルで違和感があります。そこで、ハンドルを取り付ける穴をふさいだ後、左側に開けなおして左ハンドルとしました。

サイドミラー(部品番号C26,C27)はステーを0.4㎜真鍮線で置き換えることとしました。車体に0.5㎜のドリルで穴を開けて真鍮線を取り付けました。

サイドミラーは鏡面にひけがあるので、瞬間接着剤をパテ代わりにして埋めて平らに磨いておきました。そしてステーの部分を切り離しました。次回塗装した後で接着します。

残るはヘッドライトです。

ヘッドライト

ヘッドライトはレンズをクリアパーツに置き換えるため、3㎜のドリルでくり抜きました。中心部分に1㎜のドリルで下穴を開けた後、3㎜のドリルで慎重に穴を広げました。

これを車体前端に接着。車体とシャシーを仮組してみました。すると、ライトガードがライトに対してかなり低いことが判明。どうやらバンパー自体の取り付け位置が低かったようです。

これに対処するため、バンパーを一度取り外して接着しなおすことにしました。まずエッチングノコでパンパーを切り離しました。

そしてシャシー先端の形をやすりで整え、1㎜角棒を接着してバンパーの基部を作りました。

最後にライトガードの位置が正しくなるような位置にバンパーを接着しました。

荷台のシートは塗装後に取り付けます。今回はここまで。次回塗装して完成させます。

軍用ジープのアンテナ

軍用ジープの車体後部には、アンテナ基部を追加しましたが、アンテナは未作成でした。そこで、0.35㎜洋白線をおよそ35㎜の長さに切り出しました。また、アンテナ基部に0.4㎜のドリルで穴を開けました。

少し曲がってしまった。

アンテナを仮組してみました。塗装後に接着します。

次回は塗装を行います。

前回の軍用ジープに続き、兵員輸送車と軍用トラックが形になりました。次回はこれらを塗装します。

アンテナを付ける前に仮組して撮影しました。

また、キットに付属する兵士5体も製作します。

続く。

おまけ:猫の大福さん(33) 我が家に来てから2年が経過した。

大福さんがやってきてから2年が経ちましたね。

ウム。あれは一昨年の10月5日の夜だったのだ。

2年前はこんなに小さかったですね。

それが今や、こんなに立派な猫に育ったのだ。

でで~ん

それにしても、相変わらず色々やってくれましたね・・・

ウム。買ったばかりのCDラジオのアンテナに噛みついたり・・・

ででで~ん

床モップにちょっかいを出したり・・・

プリンターに手を突っ込んだり、やりたい放題だったのだ。

でも、特にけがをすることもなく無事に過ごせているから良かったのではないですか?

ウム!大福さんが元気に過ごしているのが一番なのだ!

おまけ:猫の大福さん(32) ペットホテルから帰ってきた。

おまけ:猫の大福さん(34) 猫に蛇口を閉めろというのは無理な相談なのだ。

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