【プラモ】2024年に作ったものを振り返る。

プラモ

もうすぐ2024年も終わってしまいますね。

まだ「ダグラム」も完成していないし、待ってくれ~2024年~

まぁまぁ、年が明けてもまた作るんでしょう?

それもそうだね。

「ゴーストファイター FM-2」

まず最初に完成したのは、去年のハロウィンの頃に作り始めたSWEET 1/144の「ゴーストファイター FM-2」のうちの残り2機なのだ。

キットで用意されている4種類の塗装例をすべて作ったのに、さらに2機追加で作ってしまったのですね。

ウム。たまたま塗装例3の「FM-2 N5833」の別の時期の姿が映っている資料を見つけてしまったのでね。

両方とも塗装例3の機体の別の時期の姿ということですね。

手前2機が追加分、奥の1機が塗装例3

そうなのだ。ある機体の塗装の変化を作り比べてみるのも楽しかったぞ。

左から右に時間が流れていく・・・

で、まず1種類目は「世界の傑作機 No.35 グラマンF4F, F6F, F8F」に掲載されていましたね。

版権保護のため表紙だけ掲載します。

ウム。正確な時期が分からないのだが、おそらく1990年頃の姿と思われるのだ。

斜め後ろからの逆光気味の写真が1枚掲載されていただけでしたね。

そうなのだよ。なので、実際と違っている部分があるかもしれないのよ。

ところで、キットの状態とはどう違うのですか?

主な違いは、機首側面と垂直尾翼の「00」のマーキングが無い、ということなのだ。

左が1990年頃、右がキットの塗装例3

ほぉ。確かに塗装例3の機体についている「00」のマーキングが付いていないですね。

キットの塗装例3の機体には「00」のマーキングが付いている。

で、もう1種類はニュージーランドのワナカで開催された航空ショーに登場したときの姿ですね。

ドーンと表紙を飾っています。

ウム。2002年にワナカで開催された国際航空ショーをまとめた洋書に掲載されていたのだ。

この機体はどこが違うのか、僕でもわかりますよ。シルバーの部分があるし、青っぽくて丸いマークもついてますね。

青いマークは手書きです。

あと、着陸脚が白く塗ってあるところも違っているポイントなのだ。

左がワナカ国際航空ショーでの状態、右がキットの塗装例3

これで「ゴーストファイター FM-2」はすべて完成ですね。

ウム。いろいろな塗装の機体を作れて、楽しいキットだったのだ!

SWEET 1/144の「ゴーストファイター FM-2」については、以下もご覧ください。(新しいタブで開きます。)

【プラモ】SWEET 1/144 「ゴーストファイターFM-2」

「川崎乙式一型偵察機」

次は、去年作りかけだったKPモデルの1/72「川崎乙式一型偵察機」ですね!

ウム。フランスの「サルムソン2A2」を川崎航空機がライセンス生産した機体なのだ。

この歴史的な機体の復元機が「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)」に展示されていますね。

「そらはく」の展示機の写真です。

そうなのだ!「そらはく」の展示機と同じ塗装やマーキングで仕上げたのだ。

この展示機も何度も見に行って、すっかりおなじみになりましたね。

「そらはく」の展示機の写真です。

そうだね。復元機とはいえ実機を確認しながら製作出来たのは、とても興味深い体験だったのだ。

でも、実際の製作は随分手こずっていたようですが・・・

ウゥ~ム。支柱のパーツがグニョリと曲がってしまっていたり・・・

接着したパーツの継ぎ目を処理しようとしたらバラバラになってしまったり・・・

もっとバラバラになってしまったことも・・・

張り線のために主翼に穴を開けようとして、高価な0.4㎜ドリルを何本も折ってしまったり・・・

主翼に開けた張り専用の穴

心も折れそうになりながら、何とか完成させることが出来たのだ!

ところで「そらはく」の展示機には搭載されていない武装も組み込んだのですね。

後部座席の旋回銃座に機銃が2丁装備されている。

ウム。「川崎乙式一型偵察機」は、機銃を3丁搭載しており、当時としては重武装な点がその特徴の一つなのだ。

そうなんですか!よく見ると、機首にも機銃が取り付けてありますね。

機首には固定式機銃が1兆装備されている。

ウム。ちなみに後部銃座はキットのものが使えず自作したぞ。

ウィンドウシールドも自作しました。

ウ~ン、こりゃてこずるわけだ。

途中から面白くなってきてしまって、あれこれ手を加えてしまったのだよ。

「そらはく」の展示機と言えば、僕はプロペラを固定しているナットが気になるのですが・・・

「そらはく」の展示機です。

ウム。確かにこのナットは目につくのだ。なのでナットを追加したのだ。

プロペラ先端の金属のガードも再現してありますね。

ウム。これは塗装で再現したのだ。

機首上面の筒を縦横に組み合わせたような機器も自作していましたね。

キットのパーツが博物館の展示機と異なっていたので、プラ材などで自作したのだ。

やはり実物を見ることが出来るのはメリットが大きいですね。

ウム!「川崎乙式一型偵察機」の製作では「そらはく」の展示機がとても参考になったのだ。

そのようですね。

「そらはく」に感謝と敬意を込めて、展示機と同じく垂直尾翼に「1001」の番号も貼ったぞ。

また「そらはく」の「川崎乙式一型偵察機」に会いに行きたくなってしまいました。

「川崎乙式一型偵察機」について、詳しくは以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)

【プラモ】KPモデル 1/72「川崎乙式一型偵察機」

「コードロン C.630 シムーン」

そして、去年作ろうと思って手つかずだったドラウィングの1/48「コードロン C.630 シムーン」だが・・・

無事に完成したのだ!エンジンも並べて展示できるようにしたぞ!

この「シムーン」は、「星の王子さま」の「サン=テグジュペリ」が所有していた「F-ANRY号」ですね!

ウム。「サン=テグジュペリ」はこの「シムーン」で「パリ – サイゴン耐久レース」に挑戦したのだが、途中で墜落してしまったのだ。

「リビア砂漠」という恐ろしいところに墜落してしまったのでしたね。

一時は生存も危ぶまれたようだが、機関士の「プレヴォー」とともに奇跡の生還を果たしたのだよ。

その時の経験が「人間の土地」や「星の王子さま」などの名著に活かされているのですね。

ウム。「人間の土地」には墜落時の様子も詳述されていて、とても興味深い一冊なのだ。

カバーのデザインは更新されたようです。

 この「シムーン」のプラモも、途中「完成しない砂漠」に墜落してしまったようですが・・・

ムググ・・・できれば触れたくなかったのだが・・・

もうだめかと思っていましたが、奇跡の完成を果たしましたね!

ま、まぁな・・・

そして撮影用の森林の製作に活かされましたね!

ウム。これは地面シートと背景シートの間に置いて使うものなのだ。

【プラモ】背景用の森林を作ってプラモの写真を撮った。(新しいタブで開きます。)

でも、なんで途中で放置してしまったのですか?

いやぁ、散々苦労した挙句、塗装に失敗して表面がザラザラになってしまってね。

ザラザラになってしまったので、やすりで均しました。

それで、「シムーン」は横に置いておいて、別のものに手を付けてしまったのだ。

別のものを作り始めた時は、ちょっと驚いたというか、またかと思ったというか・・・

でも、ちゃんとやすり掛けして完成させたのだ!

作りかけでお蔵入りしなくてよかったですねぇ。

「コードロン C.630 シムーン」について、詳しくは以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)

【プラモ】ドラウィング1/48「コードロンC.630 シムーン」

「ワイルドキャット FM-2」

で、作りかけの「シムーン」を差し置いて作ったのが「ワイルドキャット FM-2」だったのですが・・・

いくら何でも、こんなにたくさん作らなくても・・・

まぁ、それには訳があるのだ。この「FM-2」は1/144のSWEETのキットなのだが・・・

塗装例が5種類用意されていたので、全て網羅してみたのだ。

でも、それじゃァ数が合わないですよ?

ウム、おまけについていた「黒ネコラッキー」を乗せたものも5種類作ったのだ。

ほんとうだ、操縦席に「黒ネコラッキー」が乗っていますね。

ずんぐりした機体にネコが乗るだけで、全体がコミカルな雰囲気を醸し出しますね。

そして、そして、キットに付属の飛行甲板デカールも使ってみたのだ。

表面の塗装が剥げた様子をタミヤのチッピング液で再現したのでしたね。

この飛行甲板、今後も撮影に使えそうですね。

ところが、どこにしまったか分からなくなってしまって行方不明なのだ・・・

アホ~ゥ

「GM FM-2 ワイルドキャット」について、詳しくは以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)

【プラモ】SWEET 1/144「GM FM-2 ワイルドキャット」

「ダグラム」と「コンバットビークルセット」

ここまでずっと飛行機だったので、次は別のものを作り始めたのだ。

「太陽の牙 ダグラム」というアニメに登場したものたちですね!

で、第1弾はやはり「ダグラム」だ!と思って作り始めたのだ。

マックスファクトリーの新旧2種類を作り比べる、と言っていたような。

ウム。それでシルバーの部分を組み立てて塗ったり・・・

コックピットにLEDを組み込んだりしたのだ。

そして次は、タミヤから発売された「チッピング液」を使ってチッピングを行おうと思っているところなのよ。

でも、気が付いたら「コンバットビークルセット」を作っていたような・・・

ウム。このキットに入っている軍用ジープで「チッピング液」を試してみたのだ。

この軍用ジープ、製作するのにえらく手間取ってましたね?

そうなのだ、フロントグリルが合わなくて自作したり・・・

デカすぎる対アーマーライフルを別のものに置き換えたりで大変だったのだ。

そして、「ダグラム」そっちのけで軍用ジープ以外のものも作ってましたね。

そうなのだ。頑張って何とか車両3台と連邦軍兵士5体を完成させたのだ。

では、次はいよいよ「ダグラム」を完成させるのですね!

ウ、ウムム・・・そのつもりだったのだが・・・

う、嫌な予感が・・・・

こちらが面白くなってしまって、さらに2箱製作中なのだ。

何やってるんすか!

オヘェ―、面目ない・・・

作りかけの「ダグラム」と「コンバットビークルセット」について、詳しくは以下をご覧ください。(新しいタブで開きます。)

【プラモ】マックスファクトリー 1/72「コンバットアーマー ダグラム」新旧作り比べ(2)コックピット内部の製作とまだらシルバー塗装

【プラモ】タカラ 1/72 「コンバットビークルセット」の製作(5)軍用ジープを修正、連邦軍兵士5体のうち4体を製作

まとめ:今年は飛行機をたくさん作ったのだ

今年は飛行機をたくさん作ったぞ!

というか、SWEETの「ワイルドキャット」ばかり作ってましたよね。

いやいや、そんなはずはないのだ・・・「川崎乙式一方偵察機」も作ったし

「シムーン」も作ったのだ。

でも、あとは「ワイルドキャット」ばかりですよ・・・

そ、それは・・・こいつら、手間がかかり過ぎってことなのだ!

来年はいよいよ「ダグラム」を完成・・・

あれ、これは何ですか?もしかして・・・

ヒェー、見逃して~

こんな調子で、果たして「ダグラム」は完成するのか・・・2025年もよろしくね~!

2025年もよろしくなのだ~!

おまけ:猫の図書館(4) 保護ねこカレンダー4

2025年に向けて、カレンダーを用意したぞ。

編集・発行人小寺 晴幸
発行・発売株式会社インテルフィン
ISBN978-4-89212-757-1

おぉ、ネコのカレンダーだ!これはカワイイですね。

ウム!近所のコンビニで見つけたのだ。「コンビニ限定」と書いてあるので、本屋さんでは売っていないのだろうね。

マンガとか写真とかいっぱい載ってますよ。ただのカレンダーじゃないみたいですね。

そうだね。「マガジンとカレンダーの一体型だよ!」と書いてあるしね。

保護猫カフェの紹介もあるし、なかなか楽しい内容ですね。

このカレンダーで、激動の2025年を乗り切るのだ!

え、2025年って「激動」なんですか???

いや、なんかカッコイイかなぁと思ったのだ。

やれやれ・・・

おまけ:猫の図書館(3) 「ひげよさらば」

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